お仕事 2018/07/14
富士山の森づくりプロジェクト
昨日は朝から富士山へ。
お声かけをいただき、公益財団法人オイスカさんと富士山の森づくりプロジェクトに参加させて頂きました。
オイスカ・インターナショナル(The Organization for Industrial, Spiritual and Cultural Advancement-International)は、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に設立された財団法人。(HPより)
心と行動をともに兼ね備えた人が一人でも増えるよう働きかけていくこと。
これが活動の基本だとおっしゃっています。
誰かの利益だけではなく、謙虚さや生かされている意味など、その理念にも共感するところです。
その活動のひとつにある
『富士山の森づくり』の活動。
日本の大手企業も20社近くが参加されているそうです。
世界遺産である富士山の環境をまもる。
簡単に言うとそうなのですが、実際に植林をする現場を見せていただき、想像以上に大変な作業だとわかりました。
シラベ(シラビソ)の森を、列状伐採をして、そこに地元の木を植林していく。
そこには自然との戦いもあります。
写真の黒いネットは、鹿よけだそうです。
鹿の被害は社会問題にもなっていますが、富士山でも。
新芽をどんどん食べてしまうそうです。
あと環境。
同じように植えても、日照や風の流れなどによって育たない場所も。
そして、ここにある木を伐採したものの活用。
それも大切なこと。
そこの可能性として、今回『蒸留』をさせていただくことになったわけです。
蒸留の様子はまた次のpostで。
入った森林は富士山2合目あたりとのこと。
富士山が近過ぎてうまく撮れなかった(笑)
シラベの葉っぱをちぎって嗅ぐと、
柑橘を思わせるような
さわやかな針葉樹の香りでした。
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