365日のアロマ 2019/08/17
365日のアロマ | New Yorkの香り

先日のNew Yrok Times誌に、興味深い記事が掲載されていました。
ワールド・トレード・センターが公式の香りを採用した、というものです。
目的は「訪れた方の経験の補完」。
調香の素材はニューヨーク週原産の樹木で
ブナや赤カエデの他、柑橘系の香りもブレンドされている
香りのタイトルは「One World」。
世界的にも建物や空間に香りを導入することが
加速してきたことを実感します。
香りは記憶と密接な関係があります。
その土地の植物を使うことで、記憶に連動させた意味のある香り創りとります。
これは私自身も大切にしているところです。
この度新しく始まった、アロマ調香マイスターコースは
ひとつひとつの香り創りにフィードバックを行い、より具体的な調香技術を磨いていくコースです。
このフィードバックにも、リージョナルデザインから
考えた地域特性などの考え方も取り入れています。
上空1,776フィートの場所に香る空間。
ぜひ行ってみたいですね。